院長のごあいさつ

当院は、1958年「依田家畜病院」として現在の場所に小さな診療所として開かれました。
1986年地域の再開発に伴い「新本牧動物病院」と病院名も変更、
獣医療の先進国アメリカを目標に積極的に卒後継続教育に
取り組んでまいりました。 そして2009年春、病院を改装、
新たに「本牧アニマルホスピタル」と名称も変更させていただきました。
今後も国内外の最新の獣医学を学び実践し、 確かな獣医医療を通じて
人と動物とのつながりの向上に寄与できるよう努力してまいります。

ホスピタルの語源でもある「ホスピタリティー」は、「おもてなしの心」を意味します。
動物たちにとって動物病院は、注射をされたり検査をされたり快適な場所ではないはずです。
私どもの病院は、動物たちが少しでもくつろげるように病院の前の広場を設けたり、
待合室も自宅のリビングにいるような安心感を与えられるようデザインされております。
治療や介護も熟練したスタッフが確かな技術と愛情をもって不安や恐怖を与えないよう動物たちと接しております。

また院内の診療エリアは少人数のスタッフでも効率的に業務がこなせるよう工夫されております。
少ない人件費は適切な診療費としてみなさまに還元することができます。
このようなこともホスピタリティーの一つと考えております。

そして十分なインフォームドコンセント(説明義務)もホスピタリティーと考えております。
病気の説明、必要な検査など飼い主のみなさまに十分ご理解いただいた上で診療を進めております。
一つの病気に対して様々な治療方法があるのが一般的です。
そして飼い主の方の望まれる治療も、
「より高度な医療」「通院による治療」「費用をかけない治療」「苦痛を減らす治療」など 目的によって様々です。
私たちは獣医師が一方的に治療を決定するのではなく
十分な説明、ご相談の上で動物たちにとって最善の治療法を決めることを心がけております。

本牧アニマルホスピタル 院長

依田英道

院長へのインタビューが掲載されています
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